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アーカイブ事業栄光学園創立者による自筆メモの分析と考察

2022年度 第50回 画像電子学会年次大会 (学会創設50周年記念大会) において、
大野邦夫様(12期)が、
「栄光学園創立者による自筆メモの分析と考察
-情報分類とXMLによるタグ付けのプロセス- 」
というタイトルで、さる5月21日に開催されたフォス初代校長特別展で展示した自筆文書を分析した経緯を発表いたしました。
https://www.iieej.org/wordpress/wp-content/uploads/2022/08/MCC2022_final_program.pdf

研究報告の冒頭部からの抜粋になりますが、

「ここでは栄光学園の創立者であるグスタフ・フォス校長の個人的なメモを対象に、その電子化と今後の管理のための手法についての検討経緯を紹介する。
栄光学園同窓会には、アーカイブ管理のチームが設けられ、私もその一員としてお手伝いしている。 2018年から翌年にかけて、 栄光学園に勤務されていた先生方や倶楽部活動関係の書類や品物を整理する機会があった。
その際に、栄光学園創立者のグスタフ・フォス校長の自筆のメモを発見し、貴重な文書として保管されることになった。この文書を保管するとは言っても、フォス校長を知っている人物がその内容を把握しておく必要があると思い、同窓会のアーカイブチーム責任者に、フォス校長の自筆メモの解読を申し出た。
しかしながら、コロナが蔓延したことによりそのような活動が停止された。
今年の3月になってようやく解除され代表的な一冊をデジタルカメラで撮影し、その内容を解読したので主にその手法に関して以下紹介する。」

本報告の予稿集掲載論文と、プレゼンテーション資料を、著者の大野様のご厚意により「リンク」からダウンロードできるようにしました。