2025年11月9日午後、栄光学園同窓会関西支部は第6回総会を行いました。リアルでの会場はリファレンス大阪駅前第4ビル貸会議室、およびzoom でのハイブリッド形式での開催となりました。以下ご報告です。
今回も恒例の瞑目の後、春江尚彦幹事(53期)の総合司会により開会となりました。幹事団からは金田真己事務局長(28期)より開会の辞、金澤和夫支部長(23期)の挨拶の後、河原光博栄光学園同窓会会長(37期)より挨拶も兼ね、創立80周年に向け体育館の空調設置を完了および講堂のリニューアルを進めつつある学園の現状の報告があり、次いでイエズス会兄弟校同窓会からのご来賓のうち、六甲学院六甲伯友会副会長岡本剣様、広島学院翠友会関西支部副支部長中山英治様、上智福岡泰星会関西支部長原田耕作様よりご挨拶を頂きました。引き続いて議事を行い、2024年度決算、2025年度予算、幹事一名(34期西躰隆太氏)の追加、の三議案とも承認された所で、議事は終了しました。
休憩の後、この度関西支部に加入の、共に41期の谷岳郎氏・田邊陽一郎氏による「41期 タニの歩み~41期 タナベの悩み〜若い社員のモチベーション〜」と題されたお話を伺いました。谷氏は大学卒業後総合商社に入社、川上から川下までの食品事業に携わり、海外では中国、国内では北海道での勤務を経験し、直近は本店勤務の後、この4月から二度目の関西勤務でSLC(Smart Life Creation) 従事とのこと。他方、大学入学段階で関西に来て、最初の就職は都市銀行、留学斡旋のベンチャービジネスを経、現在は専門商社にお勤めの田邊氏は、中堅・シニア世代からは簡単に離職していくかに見える若手世代のモチベーションをどう保つか、人事労務の現場で思いを巡らせる毎日、とのお話でした。。まさに現役真ん中の世代の方の仕事上の充実感も悩みも伝わるお話で、それ故聴衆にとっては、専門的な講演とはまた違った説得力のあるお話でした。「変えられるのは自分と未来だけ」(谷氏)、「全て自分の責任と思え」(田邊氏)と、期せずとしてお二人双方から自らの責任を大切にする言葉が出てきた辺り、学園の精神が底流にあることが感じられました。
講演会終了後、やはり今回関西支部に加入の47期潮見茂氏の自己紹介、スクリーンショットも併用の参加者の集合写真撮影、金澤和夫支部長による中締めをもって、6期(久保義弘氏)から53期(春江幹事)までの、会場参加25名・zoom6名の集った会は終了しました。
この後は場所をニューミュンヘン曽根崎店に移し、懇親会となりました。フォーマル、インフォーマル、両方の話に、花が咲きました。
本支部も六年目になります。組織・活動のパターンは出来上あがっているといえますが、この先はそれをどう持続可能な形で継承できるかが重要になりましょう。今後、ますます多くの方が本支部に加わり、兄弟校の卒業生との交流も含め、活動へ積極的に参加されることを心から願います。
西川 健誠 (34期)
